コンシステンシーとワーカビリティーの違い

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コンクリート工学の分野で出会う、「コンシステンシー」と「ワーカビリティー」と言う言葉。

なんとなくの概念はわかるけど、この二つの違いははっきりとわからない・・・という方も多いかもしれません。

今回は、この二つの違いについて説明していきます。

まず言葉の定義

言葉の定義は以前の記事で紹介している通りで、以下の通りです。

関連記事はこちら:コンシステンシー、ワーカビリティー、ダイレイタンシー・・・横文字で間違えやすい土木用語まとめ

コンシステンシー(コンクリート工学):
変形あるいは流動に対する抵抗性の程度で表されるフレッシュコンクリート(モルタル、ペースト)の性質。

ワーカビリティー:
コンシステンシーと材料分離抵抗性の程度によって定まるフレッシュコンクリートの性質であって、運搬、打込み、締固め、仕上げなどの作業の容易さ。

2つの言葉の違いは?

では、コンクリート分野における「コンシステンシー」と「ワーカビリティー」との違いは何でしょうか?

両者とも、フレッシュコンクリートの性質を表しており、考え方によっては同じようなことを示しているように思えます。

また、スランプ試験で計測するものも、「コンシステンシー」と言ったり、「ワーカビリティー」と言ったりしますね。

コンシステンシーは、土質力学などにも使われており、対象となる流動性を有する物質・材料の性質を表しています。

土質力学では「コンシステンシー指数」という指数も定義されており、材料の性質を示す言葉であるということがわかります。

一方、ワーカビリティーは、単純にコンクリートの運搬や打設のときの作業性を表す言葉で、より包括的な用語であると言えます。

これは、ワーカビリティーに影響する要因の1つにコンシステンシーがあると言い換えることもできます。

まとめ

コンシステンシーとワーカビリティーの違い、ご理解いただけましたか?

全く違うものを指しているとは言い難いものの、根本にある考え方はちょっと違います。

いざこの言葉を使わないといけない場面で混同していると恥ずかしいので、しっかりと区別しておきたいですね。

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