【コンクリート技士・主任技士】主筋をどこに配置する?コンクリート構造に関する問題その4

問題

下図のようなコンクリート部材の主鉄筋(引張主筋)の配置として、最も適当と考えられるのは(1)~(4)のどれか?

解説

主筋をどこに入れればよいかについての判断が求められる問題。

鉄筋コンクリートにおける鉄筋とコンクリートそれぞれの役割についてしっかり理解しておくことが重要です。

鉄筋コンクリートは、引張に強い鉄筋と、圧縮に強いコンクリートが組み合わさることにより、合理的な材料として働きますよね。

鉄筋コンクリートの設計上も、コンクリートの引張耐力は無視して設計する(鉄筋のみで引張を負担する)のが一般的です。

ということは、この問題では引張が発生するところに鉄筋を配置している選択肢が正解であると考えられます。

それを念頭に置いて、どこに引張が発生するか、部材の変形をイメージして考えてみましょう。下図をご覧ください。

青で印をつけた部分に引張が発生するのがわかりますね。

よって、この部分に鉄筋が配置されている(3)が正解です。

解答

正解は(3)

コンクリートに鉄筋を入れることにより、引張にも圧縮にも強い構造を手に入れることができるのですが、どこに配置するかを間違えてしまうとその効果は半減してしまいます。

どのような部材だとどこに引張が生じるのか、そして、主筋はどこに配置すべきなのかについて、しっかり判断ができるようにしておきましょう。

コンクリート構造に関する類似問題は過去の記事で取り上げているので、併せてご覧ください。

関連記事(その1):【コンクリート技士・主任技士】どこにひび割れが入る?コンクリート構造に関する問題

関連記事(その2):【コンクリート技士・主任技士】どこにひび割れが入る?コンクリート構造に関する問題その2

関連記事(その3):【コンクリート技士・主任技士】どこにひび割れが入る?コンクリート構造に関する問題その3

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